2017年観に行った映画を振り返ってみようよ
皆さん、あけましておめでとうございます。
新たな年を迎えた今回は、僕が2017年に観に行った映画を、自分のための記録としてメモ気分で記していきたいと思います!
まず、僕が映画を観るようになった経緯から。
高校時代は友達が殆どクラス内にしかおらず、そのクラスでは「遊ぶ」という行為自体が沈黙のうちに禁止されているような、そんな圧を持った先生に僕達は教わった。
髪の毛は耳にかかってはいけない、色は黒などは朝飯前で、恋愛禁止も当たり前、仲良く話しているのを見られれば呼び出しお説教、スマホだって解約を勧められた。
そんなだから、僕達は殆ど友達同士で遊ぶことがなかった。
遊びたい気持ちを我慢し続けていた僕が新しく出会った娯楽が、ひとり映画だった。
映画館にも行ったし、家でも観ていた。それは大学生になった今も変わらない。
そんな僕が2017年に観に行った全作品がこちら!
1月ー0作
2月ー1作…この世界の片隅に
3月ー4作…ラ・ラ・ランド / 素晴らしきかな、人生 / ドラえもん~のび太の南極カチコチ大冒険 / パッセンジャー
4月ー1作…グレートウォール
5月ー1作…ライオン~25年目のただいま
6月ー0作
7月ー2作…おとなの恋の測り方 / ラオス竜の奇跡
8月ー0作
9月ー0作
10月ー1作…猿の惑星・聖戦記
11月ー2作…アトミック・ブロンド / ローガン・ラッキー
12月ー3作…ギフテッド / オリエント急行殺人事件 / 8年越しの花嫁
こちらの全15作!0作の月がけっこーあったから思ったより観に行ってませんでした笑
家や大学の図書館でも過去の作品を見てたけど、それは今回は除きます。
あ、けど1番良かったのが『君に読む物語』だったとだけ言っておこう。
ここからはランキング形式で一言ずつ紹介!
15位:ローガン・ラッキー ★★☆☆☆
素人による大金窃盗を、犯行に及ぶまでの過程から描いた作品。割と淡々としてる印象を受けた。
14位:ラオス竜の奇跡 ★★★☆☆
ラオス渡航を決めた頃に公開だったので大阪の小劇場まで観に行った。
初の日本とラオスの合作映画。内戦時代にタイムスリップした現代のラオス人女性と、日本人青年や農村の住民たちとの交流を描く。演技の若さが目立ちはしたが、ラオスの風景や雰囲気が感じられたのは良かった。
13位:オリエント急行殺人事件 ★★★☆☆
豪華列車での殺人事件を題材にしたアガサ・クリスティーの名作ミステリーを再び映画化。いまいち気分が盛り上がらず集中しきれなかったが、後半の乗客の過去が明らかになっていくシーンは良かった。
12位:アトミック・ブロンド ★★★☆☆
ベルリンの壁崩壊直前期のベルリンを舞台にした女性スパイ映画。スパイ映画はやっぱ「キングスマン」が好き!2015年の個人的ナンバー1!来週公開の続編が楽しみ!あと「スパイ」っていうスパイ映画も好き。
11位:ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 ★★★☆☆
毎年やってくるドラえもんの季節。今回は10万年前の南極で大冒険。いつもに比べると少し劣ったかなあ。2018年の、のび太の宝島に期待。ドラえもんは特に2004~07の3作が大好き(05はない)
10位:ラ・ラ・ランド ★★★☆☆
音楽とダンスで売れない女優とジャズピアニストの恋を表現したミュージカル映画。大ヒット。細かいことは気にせず楽しみながら観るのが良いと思う!ミュージカル映画は「アニー」が好き。
9位:グレートウォール ★★★★☆
万里の長城での壮絶な戦いを描いた中国とアメリカの合作。万里の長城を舞台にしてはいるが、史実物ではない。色々な武器とか戦法が出てきて面白い。
8位:素晴らしきかな、人生 ★★★★☆
仕事でも私生活でも成功を収めていた男が最愛の人を失い、仕事にも支障が。失意の底に沈む男の心に謎の人物達との出会いが変化をもたらしていく。映画全体に人間味があって興奮するわけではなくても目が離せない映画だった。
7位:パッセンジャー ★★★★☆
地球から120年かかる惑星に向かう宇宙船内で到着まで90年を残して目覚めてしまった男と女の運命を描く。人は1人では生きていけないこと、孤独の辛さが犇々と伝わる。絶望的な状況下での2人のそれぞれの苦しみと心が通い合っていく様を上手く表現している。宇宙ものだとやはり有名なのは「アルマゲドン」あたりかな?
6位:LION/ライオン 25年目のただいま ★★★★☆
5歳の時にインドで迷子になり、やがてオーストラリアで養子として育てられた男が25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を映画化。故郷を訪れた彼を待ち受けていた運命とは。実話だからこそできる実際の映像の使用には感動。実話ものだと「ハドソン川の奇跡」が非常に良い。個人的2016年最高傑作。
5位:8年越しの花嫁 ★★★★☆
結婚を約束したカップルに起こった出来事を基にした実話映画。結婚式の日も近づいてきた頃に彼女が倒れ、昏睡状態に。彼は毎日、彼女のお見舞いに通う。その甲斐もあってか彼女は意識を取り戻すのだが、彼女の記憶からは彼は消えていた。これ以上は言わないが、迫真の演技には心を打たれた。「花嫁」繋がりなら「余命1ヶ月の花嫁」も良い。
4位:この世界の片隅に★★★★☆
戦下の広島県呉市を舞台に、若くして嫁いだ少女が辛い経験をしながらも懸命に生きようとする姿を描く。今までに観た戦争映画とは何か違う印象を受けた。少女だけでなく、彼女の彼女の夫を始め、周囲の人々の様子もよく表現されている。人々の心の動きが上手く描写されており、自然と涙が流れた。戦争映画は「さとうきび畑の唄」もすごい好き。
3位:猿の惑星 聖戦記 ★★★★★
「猿の惑星」の前日譚を描いた「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の続編。猿と人類が地球の支配者を決する戦いの一方で、自らの種族を守るべく行動する猿のリーダー・シーザーの心の葛藤も映す。これで終わりかと思うと少し寂しかった。そして、映画も終わりを意識させるものとなっている。エイプ(猿)側に与する人間の少女が圧倒的に可愛い。
2位:ギフテッド ★★★★★
母を亡くし、叔父と2人で裕福ではなくても幸せな生活を送っていた少女に、ある日特別な才能があることが発覚する。少女に英才教育を受けさせ、叔父と引き離そうとする祖母と普通の育て方をしたい叔父が対立する。少女にとって1番良い選択は何なのか。少女にとっての幸せとは何なのか。難しい問題を扱った作品であるが、観ているうちに少女の幸せを願うようになり、少女の自然に感情を表現する姿にはもらい号泣してしまった。世の中のギフテッド問題にも関心を持てるようになるのではないか。
1位:おとなの恋の測り方 ★★★★★
フランス映画。知的で優しくてハンサムなうえにユーモアのセンスも抜群だが、非常に背の低い男と、離婚してから恋愛に縁のなかった女の物語。男の低身長だけでなく、それ以外の恋愛をする上でのハードルになり得るものについても考えることが出来る。相手の価値は何で決まるのか。最高に笑えるし、自然と涙も流れる。まさに笑えて泣ける映画。心温まること間違いなし。
以上、2017年に観た作品を簡単にではありますが紹介させてもらいました。
2018年も映画、観ていきます。また1年後に紹介記事が書けたらいいと思います。
それでは2018年もこーへーをどうぞよろしくお願いします(^^)/